top of page

S124 ロアアームボールジョイント交換

昨日の作業になりますが・・・本日ブログアップさせて頂きます。

奈良県より、ご入庫頂きましたS124 E280Tになります。

先回のご入庫の時に、ボールジョイントブーツ破れを発見しましたが、交換は後日という形でご納車をさせて頂きました。

それから数ヶ月経過しての再入庫となりました。

こちらの車両には、ボールジョイントのみ交換できるロアアームが装着されています。その場合はボールジョイントのみの交換で済みます。

後期型になりますと、ロアアームアッセンでの交換になりますので、ブーツ破れが無いかコマメに点検しないと、高額な修理になってしまいます。。。

ボールジョイントを交換するには、ここまで分解する必要があります。

画像で確認できると思いますが、ブーツがパックリと口開いているのが見えますね~

左右ともに口が開きグリスは無くなり、水や埃の浸入で錆の発生もしています。

一体式のロアアームでしたら完全にアウト!交換決定ですね^^;

SSTを使用して抜くのですが、ブーツが邪魔になるのでブーツを剥がした画像です。

画像のようなSST(特殊工具)を用いて交換します。

このSSTが無いと、ロアアームごと取外してプレスで抜いての交換です。そうなると工賃が嵩みます。

ボールジョイントを取外したところです。

新品のボールジョイントをSSTを使い挿入します。

左右ともに装着が完了しました。

あとは元通りに戻して、1Gをかけて増し締めして完成です。

続いて、ぺラシャフトのディスクジョイント(コンパニオンプレート)の交換です。

フロント側(ミッション側)のディスクジョイントです。

ご覧のとおり割れています。。。

ディスクジョイントが割れてきますと、ミッションのショックがダイレクトに出たりします。

ミッション→プロペラシャフト→デファレンシャルギア→ドライブシャフト→タイヤと、駆動力を繋げる重要な役割がありますので、点検は怠らないでくださいね。

色んな箇所にクラックが入っていますね・・・中から繊維が出てきています。

新品を装着して完了です。

これで不快なショックも和らいでくれること間違いなしです。

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
bottom of page